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池澤夏樹「静かな大地」 [紙魚の本棚]

個展の合間に、友人が貸してくれた「静かな大地」を読んでいた。小学生の頃「コタンの口笛」という本を読んだ事を思い出す。話のつなぎにアイヌの神話が挟まれていて感激したものだった。この本にもアイヌの神話というか伝承の話が挟み込まれている。強欲な抜け目ない者が英雄とされる時代があった、それはまだ続いているのかもしれない。そんなことをまたしても考えてしまった。
静かな大地.jpg
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