SSブログ

池波正太郎・フランス映画旅行 [紙魚の本棚]

「本棚を整理したら2冊あったから」と言う理由で友人から贈られた文庫本。池波さんの水彩画の洒脱さもあって読んでみると面白い。フランス映画というかジャン・ジャバンとその時代のフランス映画について縁のありそうな辺りを旅して語っている。今から30年ぐらい前に旅行しているのだけど、同時に戦前の古い映画の時代をも旅している。なので今この本を読むと池波さんが懐かしむものがさらに遠くなっていて、でもほのかに香りは漂って来て…。良い時代小説を読んだ時の様な余韻がいつまでもいつまでも残って来ます。
池波フランス.jpg
nice!(0) 

nice! 0