大阪漫遊５

堺でくたくたに歩いてきたというのに、大阪最後の日はまたしても北浜あたりを再度じっくり歩き回ることにしました。大きな荷物は新大阪駅に預けて心置きなく歩くことにしました。今度は淀屋橋からスタート。駅を出てうろうろしていたら「フィレンツェですか？」みたいなビルが。

しばらく行くと今度は「ルーブルの入り口?」みたいなビル。記憶が定かじゃないんですが住友銀行だったような…。あんまり入口が巨大で携帯のカメラじゃ何が何だか…。で、川を渡ってから全体像を映してみましたが、これはこれで何が何やら…。実際に見ることをお勧めします。この2つと大阪図書館は見るとヨーロッパに旅した気分が味わえます。お得！


ここらの橋は凝っていて素敵。橋の高さは東京湾に架かる橋よりずっと低いので、水上観光の船も東京よりかなり平べったいです。次回チャンスがあったら船に乗って橋をくぐりたいなあー。

市役所あたりでまた橋を渡って図書館の前に。この図書館がまた威風堂々。私が想像するイギリスの古いお家柄のお宅ってかんじ。住友さんからの寄贈（だったと思うけど、これも記憶があいまい）。ここの窓のある小部屋に住みたいなあ…。


平野町の方向にでたらめに歩くと、こんな小西家みたいな日本家屋発見。ここらは薬関係の会社が多く集まっている場所だそうです。ここも小西家同様、お家と会社と工場が合わさった建物みたいです。

もうどこをどう歩いているのやら。教会とその隣のおしゃれなビル発見。


そして心鷲掴みの「船場ビル」と遭遇！古そうなビルだなあ…と眺めていたら中から出てくる人が。あれ？なんか不思議な内部。と近づいてみると、入り口に奥野ビルみたいにたくさんの郵便受けがあるのに、そのさらに奥は中庭があるのです。どうも見学には許可がいるみたいなので、へばりついて撮った写真はアップしない方がいいみたい。残念。中庭に面して可愛いお部屋がアパートみたいに並んでいて、「パリにこんなアパートありそう」。


疲れで頭痛がしてきた頃ちゃっかり再度五感の前にたどり着きました。今度はコーヒーとケーキ。だって呪文がまだ解けてないんだもん。前を素通りできないのは私の意志が弱いわけじゃないですってば。


阪急線に乗って梅田へ。大阪に行く前に友人から「梅田が凄いっていう話だから時間があったら見てきて」とは言われてたんですが、なんですか、この駅前のゴーヂャスビルヂングの乱立ぶりは!阪急デパート、巨大だし豪華絢爛。


頃良くタイムサービスが始まって、デパ地下は異様な盛り上がり。私もしっかりおいしそうなモノを見繕って帰りの新幹線でのお弁当としました。
計9日過ごした大阪。人形展の会期中も濃厚な時間でしたが終わって大阪漫遊も、これまたこってり濃密。なんだか3か月くらい時間が経った気がします。普段が薄－－－い毎日なので、東京に戻って来て1週間経つのにまだ大阪酔いが醒めません。ナニハノコトハユメノマタユメ…。